前芝 武史

彫塑担当 教授・前芝武史(まえしば たけし)

自らの研究について

構造、構成、原理、本質をキーワードに、塊を並べる・積む・組む。その形は、どんな塊とどんな塊の組み立てで出来ているか…。私の研究は塊を建築することに主眼があります。これはブロックや積み木、建築芸術とも似たものですが、私の研究ではより融通がきく造形素材である粘土を用い具象彫刻(人体塑造)を行っています。この勉強は本当にどこまでも奥深く、広く、大変面白く、魅力的です。こういった制作と併せて、彫刻分野の 理論研究・教育研究も行い、これらを一貫するファクターや可能性を探っています。

現在、
公益社団法人日展(日本美術展覧会)第3科彫刻 会員(審査員経験有)
公益社団法人日本彫刻会 運営委員
白日会彫刻部 会員・関西支部副支部長
美術解剖学会会員
美術科教育学会会員
大学美術教育学会 総務局理事

詳しくは、下記リンクにて。

国立大学法人 兵庫教育大学 彫塑・前芝研究室-Top Page (p-kit.com)
前芝武史 | Facebook
前芝武史(@takeshimaeshiba) • Instagram写真と動画
前芝武史 – Wikipedia

前芝ゼミについて

学部~博士課程まで、学生の能力に応じつつ、出来るだけ懇切・丁寧に行いたいです。
●制作:前芝研究室では、具象抽象は問いませんが、多くの学生は自ら具象を志してきます。造形の基礎基本について出来るだけ丁寧に見てゆきます。彫塑造形は勿論、デッサンも含め造形力の向上と彫刻表現の深化を図ることを主たる目的としたゼミです。経験よりやる気です!
●論文:彫塑造形、彫塑教育に関するものや、近年では彫刻家や彫刻史に関するもの、特別支援に関するものがありました。学生の興味ある事象を基に一緒に考えます。楽しく頑張りましょう!

学生へのメッセージ

単なる土くれが、みるみると形を変えていく面白さ。深めるほど湧き、加速する新たな興味・知識・思考。この分野を通して見えてくる造形や物事の理法、構造、そして人間の心理や人間性というもの…。彫刻分野の可能性は、本当に広く深く面白いものです。ゼミ生の多くはこの分野の面白さに気づき、のびのびと勉強し自らの可能性を広げています。近年では日展・日彫展・白日展等の全国規模の展覧会に入選する学生や学長表彰を受ける学生、他大大学院や博士課程に進学する学生もいます。だらだら過ごすより、ここでしっかりと勉強して大学の本当の楽しさを感じ、力をつけてみませんか? 大学では好きなことを思い切り!

担当授業

● 学  部 彫刻実技、初等図画工作A、B
● 修士課程 美術教育探究実践研究II、美術教育基礎論II
● 博士課程 美術表現と技法4(彫塑表現と教育)
● 教職修士 障害のある児童への支援と指導方法等

ゼミのイベント

ゼミコンパを予定。遅くまで頑張る学生とは時にはご飯。
JAZZ好き楽器好きとは、たまに?遊びます@^∀^@

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