スピログラフ好きなら見逃せない!ヒプノグラフ
スピログラフ好きなら見逃せないのがヒプノグラフ(HypnoGraph)だ。歯車を組み合わせてから、ひたすらハンドルをくるくる回すと繊細な模様が描き出されていく!
ヒプノグラフ(HypnoGraph)
曲線で幾何学模様が描ける作図マシーン
ヒプノグラフはアメリカのジョー・フリードマン(Joe Freedman)さんが開発した曲線で幾何学模様が描ける作図マシーンだ。メーカーによれば対象年齢は8歳から。アメリカ製だが、日本の会社 castjapan さんが、日本語訳した説明書をつけて扱ってくださっている。
13個の歯車のうち数個を組み合わせてターンテーブルを回す
基本的には、13個の歯車のうちの数個を選んで組み合わせて、ベースにはめていき、そのうちの歯車2つにかかるアームにペンホルダーをつける。2つの歯車は、丸い紙をのせたターンテーブルに接しており、ターンテーブルを回すと、アームをつけた2つの歯車が回転して、アームが動き、ペンホルダーにつけたペンが、ターンテーブルの上に模様を描き出す。
動画で動かしているところを見れば、とってもシンプル
言葉で書くと、ややこしいが、動かしているところを見ればわかりやすい。ネットで「HypnoGraph」で検索して動画を見ることができる。
ひとしきり試行錯誤をして描く
家にヒプノグラフが届いた日にセッティングして描いてみたのが写真だ。
説明書と、パッケージの写真を参考にセッティングしてみた。説明書には、サンプルとして出ている模様を再現するセッティング方法がすべて書かれているわけではなく、魅力的な模様を描きたければ、ひとしきり試行錯誤が必要だ。
丸い用紙を円形カッターで量産しよう
ヒプノグラフで思う存分に試行錯誤するために、丸い用紙を量産する手立てを確保しておくことをおすすめする。ヒプノグラフといっしょに、写真にある、紙を円形に切り抜くための円切りカッターを購入した。
エヌティーの製品がポピュラーである。コンパスのように、片足を針で固定して切り抜くタイプだと、描画用紙の中心に穴が開いてしまうので、それは避けたい。
描画用の円形シートは、A4の画用紙から1枚、切り抜くことができる大きさである。最初に、これをたくさんつくっておくと、のびのび試行錯誤できる。
ペン軸が三角形のカラーペンをペンホルダーにセット
ペンホルダーにはめるペンは、スピログラフで多用しているカラーマスターとともに、ステッドラーのトリプラス・ファインライナーを使用した。
トリプラスはペン軸が三角形のため、ペンホルダーの角にピッタリはまって安定性がある。手持ちのものが基本10色のセットだったので、中間色がほしくなり、すぐに、バラ売りを通販で注文した。
歯車とアームをいろいろにセッティングして
最初の楽しい試行錯誤を経て、もう少しセッティングを工夫して、いろいろ描いてみたくなった。また、進展があればポストしたい。コンピュータで描けって?いやいや手を使ってあれこれやってみるのが意外と新鮮で楽しかったりするのだ。