簡単?いやいや超ムズ?積木の古典ネフスピール
かんたん?いやいや超ムズ?積み木の古典ネフスピールで遊ぶ。スイス・ネフ社の積み木にはまって。16個で¥20,000ほどと安くはないが手に馴染む美しさ。
ネフ社 ネフスピール
リボンのような形状の積木
ネフ社のバウハウス バウスピールを味わった後、同じネフ社のスタンダードな積み木、ネフスピールで遊んだ。
ネフスピールは、5cm角の立方体をカットして、リボンのようにした独特の形状をしている。ネフ社の創業者、クルト・ネフが1958年にデザインしたもので、カエデの木が使われ、赤・黄・青・緑の4色の4個づつ16個が1セットだ。
2個での基本的な積み方のバリエーション
2個での基本的な積み方の方法は、面で積む、交差して積む、頂点で積む、横置きで積む、辺と頂点で積む、ずらして積む、ひっかけて積むといった、さまざまな積み方が可能になっており、これらの積み方の組み合わせのバリエーションを駆使して16個を使い、多種多様なかたちに積み上げることができる。
一直線上に積み上げる
まずは、一直線に上に積み上げることを試してみる。基本の積み方の中で、一番安定するのは、交差して積んでいく方法で、たくさん積みやすい。基本の積み方を変えたり、色の順序を変えるだけで、全体の見え方は一転、ただ積み上げるだけでもその美しさは保証できる。
山のように積んでみる
つぎは、山のように積んでみる。使う基本の積み方が安定させやすいものであれば、たやすいが、頂点を使った積み方で山をつくるのは、難しくなる。数多くの積み木を積もうとすると、想像するより、かなり難度が高くなり、めざした積み方が、完成できなかった。可能らしいが、ダウンである。また、時間をかけて落ち着いてチャレンジしたい。
アーチ状に積んでみる
積み木と積み木が横方向に空中で支え合う力を利用して、かたちをつくることもできる。アーチ状のものを2種類つくってみた。
たまご型に積んでみる
上にのせることで安定させて、アンバランスな形をつくることもできる。たまご型をつくってみた。
超ムズの積み方もある
さらに、頂点や一辺で、かたちの一番下を支えさせて、積み木どうしがもたれ合うようにして全体を安定させることができるようなのだが、とても難しくて、これも後日の楽しみとなった。
自分なりのお気に入りの積み方が見つかる
ネットでは、難しいかたちがいろいろ紹介されているので、それを見て、つぎつぎにチャレンジしていくのもいいかもしれない。ただ、積み木自体がきわめて美しいので、何ということもなく積み上げるうちに、自分のお気に入りを見つけることが必ずできる。よくできた楽しい積み木である。
類似品には真似できない精度の高さ 色とかたちのリズムを楽しんで
似せた製品が出回っているらしいが、類似品では、本家に可能な基本の積み方ができないという。リボンのような形をした積み木、ネフのものは、かなり精度が高く、安価な類似品では真似できないのだろう。
色とかたちのリズムを豊かに楽しみたい。