本学の学部と修士課程と博士課程とは?
「芸術棟」という建物では、主に美術と音楽の学部学生、修士課程の院生、博士課程の院生、そして研究生が、日々制作や研究に励んでいます。それぞれ、どのような大学生活を送っているのかを見てみましょう。
学部
「美術」を選択した学生は、絵画・彫塑・デザイン・工芸・美術史学・ 美術教育の専門的な授業を受け、美術に関する幅広い実技力と知識・考 え方を身につけることができます。 3 回生からはゼミに所属し、自分の選択した領域の研究及び制作を深め ていきます。論文ゼミでは卒業論文の執筆、実技ゼミでは卒業制作に向 けての指導を受けることになります。卒業前には、「論文発表会」と「兵 庫教育大学美術展」への出品という大きな舞台が用意されています。
修士課程
修士課程では、大学卒業と同時に進学してきたストレートマスターと呼ばれる人たちと、教員の研修制度を利用して学ぶ現職マスター、または教職以外の経歴を持つ人たちが、共に学び合っています。専門の授業とともに、5月頃からは、指導教員のもとで、修士論文の執筆に向けた研究を進めていくことになります。なかには本格的な制作活動を行っている院生もおり、学部学生に、良い刺激を与えてくれています。
修士課程
兵庫教育大学と、上越教育大学、鳴門教育大学、岡山大学教育学部の 4大学で、連合大学院が構成されています。この大学院の特色は「教育実践学」を探求するという点にあり、教育の理論と実践を架橋する専門的な研究が進められています。博士課程で学ぶ院生は、自分の専門分野を深め、学会発表や論文執筆などを活発に行っています。
学部生・院生の研究内容
学生、院生の研究内容を見てみましょう。2013年1月の初田ゼミを例に挙げてみます。